背中からの未来 〜My Dark Touerism
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■■  背中からの未来 〜My Dark Touerism  ■■

   古代ギリシアでは、過去と現在が前方にあるものであり、したがって見ることができるものであり、見ることのできない未来は、背後にあるものである、と考え られていた―――という、ホメロスの『オディッセイ』の訳注をみつけて、作家は言ったものだ。「これをもう少し敷衍すれば、われわれはすべて背中から未来 へ入って行く、ということになるであろう」(『未来からの挨拶』)。言うなれば、未来は背後(過去)にあるのだから、可視的過去と現在の実相をみぬいてこ そ、不可視の未来のイメージをつかむことができる、というわけだ。あったものがなかったと改ざんされた時間では、背中からおずおずと未来に入っていって も、なにもみえないはずである。戦慄せざるをえない。

辺 見庸  「 堀田善衛 『時間』 解説 」

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差別、あるいは差異化についての覚え書き (1998)

哀しき鬼・丘崎 誠人に捧ぐ (2002.11.26)

.三作石子詰め解題 (2008.5.15)

おおくぼまちづくり館と洞村跡地 (2008.11)

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901. 紡績工場 (継続中)

902. お墓 (継続中)

903. 島村清吉 (継続中)

904. 和歌山・北山村 母方のルーツを遡行する (継続中)

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001. 群馬と栃木へ足尾鉱毒事件の谷中村 と田中正造へ会いにゆく (2016.5.10)

002. 和歌山へ 「彼の僧の娘 高代覚書」新宮公演を見にゆく (2016.9.5)

003. 三重・紀和町の「英国軍兵士の墓」に紀州鉱山で亡くなった朝鮮人の姿を見つける  (2016.10.02)

004. 大阪・天満教会に於ける大逆事件サ ミット2016に参加する (2016.10.22)

005. 名古屋・日泰寺へ大杉栄・伊藤野枝 と共に虐殺された橘宗一少年の墓碑をさがしにゆく (2016.11.11)

006. 岐阜県飛騨、雪の安房峠に消えた篠 原無然の足跡をたずねる (2017.1.9)

007. 大阪へ前田憲二監督の映画「東学甲 午農民革命」を見にゆく (2017.1.30)

008. 大阪・堺へザビエルの時代のらい病院をさがしにゆく (2017.2.27)

009. 米国領グアム島で日本軍の戦跡をたずねる (2017.5.20)

010. 長野・明科へ「大逆罪発覚の地」を さがしにゆく (2017.7.30)

011. 奈良・六条にあった癩救済施設・西山光明院をさがしにゆく  (2017.8.19

012. 大阪・鶴橋へ関東大震災に於ける朝 鮮人虐殺ドキュメンタリーを見に行く (2017.10.8)

013. 嶽本あゆ美他「演劇に何ができるの か?」を読んで大逆事件を考える (2017.10.24)

014. 三重・木本町で朝鮮人虐殺現場を訪 ね、紀和町で紀州鉱山の慰霊祭へ参加する  (2017.11.19)

015. 大阪・天満へ海南島近現代史研究会 定例会に参加する (2018.2.3)

016. 戦後の古都に出現した米軍慰安施設「奈良R・Rセンター」 (2018.3.6

017. 和歌山県下津町の砕石工場で働いて いた朝鮮人労働者の姿を追う (2018.3.21)

018. 奈良・柳本の元海軍飛行場跡に慰安所を探す (2019.7.29)

019. 舞鶴の港に沈んだ浮島丸慰霊碑を訪ねる (2019.10.21)

020. 友 川カズキが歌ったJR阪和線富木駅南一番踏切を訪ねる (2019.11.23)

021. 東近江で伝病焼屍場跡をさがす  (2019.12.15)

022. Beyond the WAVESを見た二日後に「原発ゼロをめざす学習講演会」で森松明希子さんの講演を聞く (2020.1.14)

023.  奈良市の山あいに満州天理村「生流里」の記憶をさがしにゆく (2020.3.28)

024. 篠原無然の古里、兵庫県・諸寄をたずねる (2020.8.30)

025. 東京・高円寺で嶽本あゆ美「太平洋食堂」を観る (2020.12.7)

026. 伊賀山中で旧青山トンネル慰霊碑をたずね、津で高橋アキ・リサイタルを聴く  (2021.2.15)

027. 金沢で尹奉吉「暗葬」の地をたずね、大阪衛戍監獄跡地で尹奉吉と鶴彬を思う  (2021.7.28)

028. 和歌山・北山村に海軍コバルト鉱山跡と朝鮮人労働者の姿を追う  (2021.9.20)

029. 奈良・天理の白川ダムに朝鮮人労働者の姿を追う (2021.11.13)

030. エルおおさかへ相可文代さんの講演「「ヒロポン」と「特攻」」を聞く  (2021.11.21)

031. チッソの町 滋賀県守山市で相思社・永野三智さんの講演を聞く (2021.12.12)

032. 金子文子「何が私をこうさせたか」を読み、掘り出された彼女の腐乱屍体を思う  (2022.1.14)

033. 西門民江「峠の道 〜部落に生きて」を読んで百年の風景をさがしにゆく  (2022.2.7)

034. 畝傍山麓に「負の近代化遺産」を見にゆく (2022.3.8)

035. 西国巡礼に倒れた病人遍路の足跡をたどる (2022.3.22)

036. 多くの犠牲者を出した生駒トンネルの現場をめぐる (2018.5.1)

037. 和歌山・新宮で「第4回 大逆事件サミット」に参加しアンモナイトについて思案する  (2018.10.7)

038. 大阪・阿倍野へ辺見庸の講演会「怒りと絶望はどのように表現するべきか」を聴きにゆく  (2016.4.3)

039. 奈良・高円山の送り火に「国家守護たる殉国の英霊」顕彰を見る  (2017.5.14)

040. 京都の民団左京支部会館で前田憲二監督の「神々の履歴書」を見にゆき歓待される  (2017.10.30)

041. 東大寺念仏堂の裏にある「英霊」納骨堂で死者の声をきく (2019.6.29)

042. 東京下町を慰霊する(2022.4.3)

043. 靖国神社祭儀課に祖母の弟たちの祭神調査を依頼する(2022.4.21)

044. 京都・宇治市にできたウトロ平和祈念館で見えない未来をさがす(2022.5.2)

045. 奈良・平群のメガソーラー建設現場で足し算の文明を憂う (2021.9.2)

046. 沖浦和光『幻の漂泊民・サンカ』を読み日本唯一の『サンカ民俗資料館』を探す (2007.9.23)

047. 桐生悠々「関東防空大演習を嗤(わら)ふ」を読む (2015.6.24)

048. 高橋源一郎「ぼくらの民主主義なんだぜ」を読み埴谷雄高を想う (2015.6.29)

049. 近鉄郡山駅で自らの自殺を生中継した少女を悼む (2018.7.11)

050. 大阪・十三で映画「アイ(子ども)たちの学校(ハッキョ)」を見る (2019.1.13)

051. 堀田善衛「文学の立場」(すばるMarch2019)を読む (2019.3.1)

052. 上野英信「天皇陛下萬歳 爆弾三勇士序説」を読む (2020.6.4)

053. 「ある軍人の生涯 ノモンハンの草原に自決した父 井置栄一を偲ぶ」読む (2020.7.30)

054. 8月15日に (2021.8.15)

055. 大逆事件の仏教三派について歴史に於ける覚悟を考える (2021.11.24)

056. 大阪・在日韓国基督教会館(KCC会館) 「青丘文庫研究会―第6回 映像を通して視る―  まだ視ぬアーカイブを可視化する!」 (2022.7.12)

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光明池


 


 

 

 


 

 

 

 

 

 

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